SEO対策で必ず知っておきたい内部対策の考え方

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SEO対策をしている人であれば、ほとんどの人が意識しているであろう内部対策(施策)。
ネット検索するだけでもかなりの情報と施策方法が公開されています。

その施策対象は意外と幅が広く、ウェブサイトの内部構造やhtml文法などの最適化からコンテンツ内容の文法的正誤性からキーワードの出現率に至るまで、細部までこだわり続けると、ちょっとした迷宮に足を踏み入れることに近しい状態になりかねません。

現在SEO対策の考え方は大きく分けると2つに分類されており、ウェブサイトの内部的な施策は重要な片翼を担っています。さらに以前にも増してGoogleアルゴリズムの評価対象としても近年ますます注目されているのは間違いありません。

今回は、内部施策という内部SEO対策のひとつの考え方を、どの情報ソースを見ても記述されている同一性の高い内容ではなくて、やや俯瞰した、より本質的な視点からお伝えします。

1 内部対策とは何か

SEO対策に何らかの形で関わったことがある人であれば一度ぐらいは必ず聞いたことがあるかもしれません。

簡単な表現で言い表すと、

「Googleに評価されやすくするためにウェブサイトを内側から好かれる内容に編集する作業全般」

といったところでしょうか。

この内部SEO対策は、”内部施策”ともいわれ主に以下のような対策が一般的に行われます。

1)タイトル・METAタグの最適化
2)見出しタグの最適化
3)ハイパーリンクの最適化
4)コンテンツ文章(キーワード含む)の最適化
5)HTML文法の最適化
6)SearchConsoleを利用しての最適化
7)インフラのトレンドにあわせた最適化
8)URLの正規化

などがあげられます。

内部対策とは主に上記のような内容の作業を、対象のウェブサイトに対して実施していくことです。
各項目ごとに対策内容は多岐にわたり、全てを網羅しようとすると一冊の参考書ができるぐらいの手法が知られています。

検索エンジンのアルゴリズムはブラックボックスとなっているのが前提のため、内部対策のどの内容がどの程度検索順位に影響があるのかははっきりとわかっていません。

特にGoogleにおいてはアルゴリズムの変動や特徴がわかりづらく、内部対策については、できる限り有効であるということを施しておいた方が良いといえるでしょう。

2 何のために行うのか・重要性

内部的な対策はGoogleからの評価を高め、対象とするキーワードでの検索順位を上げるために行われます。

それぞれの主な内部対策について、もう少し踏み込んで説明していきます。

2−1 タイトルやMETAタグの最適化の目的

headタグ内のtitleタグ、METAタグのdescription属性値は、ダイレクトに検索結果に影響する内容です。Googleに認識されたい言葉(キーワード)を適度に配置して、どのようなページであるかを検索エンジンに伝えます。また、Google検索結果にも表示される文章となりとても重要なので、意識して文章を記述します。
タイトルの考え方についてはSEO対策の基本!タイトルをつけるときに知っておきたい基本知識で詳細に触れていますので参考にしてください。

また、近年ではSNSの普及に伴いOGP(Open Graph Protocol)というMETAプロパティも間接的なSEOを目的として利用されます。

OGPとは、Open Graph Protocolの略で、Facebookやmixi、Google+などのSNS上でWebページの内容を伝えるために定められたプロトコルです。OGPを設定しておくと、URLが共有された際に、設定された画像やタイトル・説明文が表示されるようになり、ユーザーに対して、フィード上あるいはウォール上でWebページの内容を伝えることができます。

SEO HACKS「OGP」とはより

2−2 見出しタグの最適化の目的

h1タグやh2、h3タグなどの見出しタグは、主にGoogleにコンテンツ概要を伝達するために記述します。タイトルやMETAタグで記述したページテーマに対するコンテンツ内容の概要を伝えるために記述します。
特にh1、h2タグはページテーマを明確にする文章になるため、適切かつSEOを意識した記述設計が必要となります。

2−3 ハイパーリンクの最適化

ウェブサイトがどのようなテキストで、ハイパーリンクをどのぐらい、どのように設置しているかをGoogleは評価対象にしているとされます。

ウェブサイト内に対して相互に設置される内部リンクは、主にサイト構造が利用者にとっての使いやすさが考慮されているかを判断し、外のURLなどに対して設置されるリンクは、外部サイトに対して主にどのような関係性をいくつぐらいもっているかの情報を収集するためでもあり、評価対象となる大切な対策です。

2−4 コンテンツ文章(キーワード含む)の最適化

Googleの最大の関心は、検索結果に利用者にとって最適な情報が順番に表示されていることです。
ページ内コンテンツの文章は、近年さらにGoogleからの評価比重が大きくなっているとされ、きちんと構造化されたページは検索上位に見られるようになってきています。

適度に目的とするキーワードを配置し、対象キーワードにマッチした内容である必要があり、ページタイトルやMETAタグと同様の重要性があります。
当然、検索エンジンからたどり着いた閲覧者にとって、有益な情報となっていることは大前提となります。

2−5 HTMLの文法の最適化

最近の傾向としてはセマンティック(意味論)の重要性が高く、SEOにおける意味論とはクローラ(巡回プログラム)にウェブページ内の情報を構造化して正確に解釈させることで評価を高めることです。

そのためのひとつとしてHTML5の文法の意味をきちんと構造化しておくことでクローラはウェブページの内容をより好意的に解釈することができます。

ただし、HTML文法は大切な要素ではありますが、厳密に記述されていないとGoogleの評価が得られないかというわけではないので神経質になりすぎる必要はありません。
それよりも、発信するコンテンツの価値を上げていくことに注力していくべきでしょう。

2−6 SearchConsoleを利用しての最適化

代表的なのがサイトマップのxmlファイルを送信することです。サイトマップのxmlファイルを送信することで、効率的にウェブサイトの各ページをクローラに巡回してもらえる利点があります。

その他発リンクの数値や被リンクなどを把握することができたり、コンテンツ内のキーワード比率、ページ毎のアクセス分析やインプレッションに対するクリック率なども確認できます。

クロールされたウェブサイト内のエラーなども確認できるので、まずは内部対策の指標を分析するための必須ツールとも言えます。内部対策を考える上で、SearchConsoleを利用は必要不可欠です。

2−7 インフラのトレンドにあわせた最適化

ここ最近のトレンドに対する内部対策のひとつとして、スマートフォンなどのモバイル機器への最適化があります。つまり、ウェブサイトがスマホ閲覧時に適した表示(モバイルフレンドリー)がされていることです。

スマホ検索については独自の検索順位も用意されており、モバイルフレンドリー化は、Googleも検索結果上の影響があると公言しています。
あなたのサイトがモバイルフフレンドリーかどうかはGoogleの提供するモバイルフレンドリーテストで確認することができます。

また、インフラとは閲覧デバイスだけではなく、ブラウザ機能やネット回線、主流となるHTML文法や閲覧環境などに対してコンテンツが適した状態であることが求められます。
これらの内部対策はまさに「時勢」にあわせて対応していくことが大切です。

2−8 URLの正規化

URLを正規化というのは、ドメインのwww有無やhttpとhttps、パラメータやindex.htmlなどを統一して認識させることで、Googleに認識されていた同一コンテンツを統一することで、各ウェブページの評価を上げていくことです。

競合が多いキーワードなどでは、こうした細やかな正規化をしておくだけで評価の差をつけることができるといわれています。

上記以外にもいくつも内部対策についてはありますが、すでにたくさんの情報がインターネットや教本などで紹介されているので割愛します。

内部対策は主に、クローラとGoogleのエンドユーザーに対して良好な最適化ウェブコンテンツを用意することです。
要約するとクローラにとって理解されやすい構造と伝達を行い、Google利用者にとって有効な価値を提供することが最大の目的で、結果として検索結果への良い影響を得るための作業となり、SEOを考慮するうえではとても重要な要素になります。

3 具体的にどのようなことをすればいいのか

まずはGoogleの分析ツールであるSearchConsoleに、対象とするウェブサイトURLのプロパティを追加しておきましょう。すでに作成されている場合は、SearchConsoleの分析データをもとに内部対策をひとつずつ行っていくとよいでしょう。

では実際に内部対策の方法についてどのようなことをするかを考えていきますが、具体的な方法についてはネット上に多くの情報が氾濫しています。

Googleの特性を理論的に考えてみると「SEO 内部対策」で上位5位以内に表示されているウェブページの内部対策情報を参考にして実施するのが良いかも知れません。
なぜなら、クローラに最適化されGoogle利用者に評価されているとされる有益な情報が表示されているからです。内部対策についてもっとも有効でトレンドに合った有益な最新の対策方法が記載されているでしょう。また、Googleとの提携関係に近い企業からの情報発信である場合もあるので、より有効な情報が得られる可能性があります。

ただ一点、内部対策を紹介しているウェブページについて共通して言えることは、「有益なコンテンツを作成」するという、わりと漠然としたまとめ方をされていることが結構な頻度であります。

たいていは内部的なSEO対策を通して、クローラに好まれ、検索結果からアクセスする閲覧者にとって価値の高い情報ということで説明されています。

Googleのクローラにとって有益な内容というのは、ある程度技術的な知識を得るだけで対応ができるでしょうが、では利用者にとって価値のある情報とはなんでしょうか。
かなりコンテンツ制作者の主観的な要素が関係してしまいがちですが、誰が一体どのようにして有益なコンテンツと判断するのでしょうか。

これはあくまで独自の理論となりますが、Googleの利用者にとって有益なコンテンツとは、閲覧者にとって理想的な情報が記載されていることではないかと考えています。

正確な情報よりも、好感度の持たれる情報。

文法的にしっかりしている内容よりも、より面白いと感じるコンテンツ。

Googleが検索利用者の利益を最重要視していることを考えると、対象キーワードに対してより多くの人に好まれる、支持されやすいコンテンツを考慮して形成することこそが、内部対策の一番の具体策になるのではないかと考えています。

より多くの人がそのキーワードに対して求めているだろうという答えを推測して具現化することが、究極的な内部対策の方法ではないでしょうか。

誤った情報でもいいというわけではありませんが、情報が正しいとか間違っているとか以前に、Google利用者にとって都合のいい、心地よい情報であるということがもっとも大切な要素であるように考えられるのではないでしょうか。

4 注意点

内部対策の方法については実にたくさんの注意点がインターネット上や書籍などで紹介されています。すべてを最適化したり修正すれば間違いなく検索順位が上がるという保証はありません。

また、内部的な対策を実施していっても効果が見られず、どれが正しいのか効果がないのかもわからなくなり、過剰な内部施策を行ってしまうこともあります。

内部対策を行う上での注意点はそれほど多くはありません。
主に以下の点に注意して対策していきます。

○キーワードを過剰に詰め込まない
⇒対象キーワードを文章全体の10%以下ぐらい抑えて構成します。

○重複するコンテンツや同一サイトの設置はしない
⇒いわゆる同じような内容のコンテンツは作成しないようにし、同じ内容のサイトを複製するようなことはマイナス評価につながるのでやめましょう。

○不自然で文法のおかしい内容は使用しない
⇒正しい日本語で、自然にキーワードが配置された文章コンテンツを意識しましょう。

○無意味な発リンクを控え正規化する
⇒利用者を前提に考えて適切にメニューなどの内部リンクを設置し、外部へのリンクも関連性が高いサイトや信頼できるサイトに限定しましょう。
また、”詳しくはこちら”などのアンカーテキストリンクではなく、対象ページの説明となる文字を使用した発リンクを設置します。リンク先についても同じコンテンツを指定する場合は同じURLで指定するようにします。

5 まとめ

以上のように細やかな注意点がありますが、総括すると内部対策については神経質になりすぎないのが大切な点でもあります。
実際の対策については、ある一定の効果的な内容にとどめ、経過を分析しながら適時細部への施策を実施していくのがよいでしょう。

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