
SEO対策としてmeta descriptionの設定は重要だと言われています。正確に言えば上位表示させるためではなく、クリック率を高めるために設定する必要があります。
しかし、具体的にどのように記述すればいいのか分からず適当に入れてしまっている方もいるかと思います。
ここではmeta descriptionについて知っておいていただきたい内容を全てお伝えします。
meta descriptionとは?
meta descriptionはheadタグ内において記述するテキストであり、そのページについての情報を入力するものです。具体的には以下のように記述します。
これは、検索エンジンおよび検索ユーザーに対してページの情報を伝えるためのものであり、SEOの内部対策として行われるものです。
meta descriptionの記述によって検索順位が変わるということはありませんが、クリック率に影響を与えます。
実際に「バイク 相場」と検索した場合、検索結果として以下のように表示されます。
それぞれのページの赤枠で囲った部分(スニペットといいます)がmeta descriptionの記述内容となます。そのページをクリックする前にユーザーが見る部分であるため、クリック率を左右する重要な要素となるのです。
2 クリック率を高めるための記述方法について
ここでは、あなたのページのクリック率を高めるためのmeta descriptionの記述方法についてのポイントをお伝えします。
2−1 内容は具体的でクリックしたくなるものを設定する
meta descriptionを以下のように抽象的すぎる内容はNGです。
あなたが「SEO対策」と検索したときに、クリックしたくなるでしょうか。恐らくならないと思います。先ほどもお伝えしたように、meta descriptionの記述部分はユーザーがそのページをクリックする前に見る部分なので、「自分にとって役に立つかどうか」を感じさせる内容にしなければなりません。
そのためには、meta descriptionはそのページが何について書かれたページなのかを具体的に設定することを意識しましょう。
このように書くことで、例えば「SEO対策」と検索したユーザーにとって自分が求めている情報化どうかを判断してもらえるので、きちんと訴求できる内容にしましょう。
2−2 文字数には注意
先ほどmeta descriptionの内容は具体的なほうが良いとお伝えしましたが、欲張って記述しすぎないようにしましょう。
以下の検索結果を見ていただくとわかりますが、既定の文字数をオーバーすると以下のように「…」と表示されてしまいます。
meta descriptionの内容が表示されるのは120字前後と言われているため、それくらいの文字数で収まるよう設定するのが望ましいです。
しかし、120字というのはあくまで目安であり、状況によって変化します。そのため、あまり神経質になる必要はなく、途切れていない部分でそのページの内容が伝わるように設定していただくと良いでしょう。
2−3 キーワードを入れる
テクニック的な内容になりますが、meta descriptionにはあなたがそのページで上位表示させたいと思っているキーワードを入れることは効果的です。
以下は「本棚 通販」で検索した結果の一部を抜粋したものです。
このように、キーワードをmeta description内に入れることで、ユーザーが自分が知りたい情報が含まれているかどうかの判断材料になります。
もし、ユーザーが検索したキーワードが含まれていなければ、自分の求める情報ではないかもしれないと感じてしまうかもしれません。
当然、キーワードを入れすぎて不自然な文章になってしまうのは逆効果です。あくまでもそのページのキーワードだけを入れるようにするようにしましょう。
3 まとめ
meta descriptionは検索順位を上昇させるものではありませんが、あなたのページのクリック率を上げるために重要な要素です。
ここでご紹介した内容を参考に、どうすればクリックしたくなるかよく考え設定しましょう。