noindex最適化でGoogleからの評価をあげる方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

noindexについて、これまであまり使ったことがない人も多いのではないでしょうか。
nofollowとセットで記述されることが多い属性値ですが、今回はnoindexを効果的に使うことで、Googleからの評価をアップされる方法について考えてみます。

かつては検索エンジンのみを対象にして、コンテンツを無造作に量産することがSEO対策上効果的であるとされ、ある程度の施策効果が得られる時期は確かにありました。

WordPressを筆頭に、オープンソースCMSを利用して比較的誰でも簡単にウェブサイトのボリュームを増やし、アクセス獲得が容易にできたことも要因のひとつだったのかもしれません。

ただ、近頃のGoogleの評価基準は「有用性の高い」情報コンテンツが評価を得られやすいこともあり、構造化された多量の文章で構成されたページが検索上位に表示される傾向があります。SEO対策のみを目的にした、Googleを利用するユーザーに有効と判断されないコンテンツは、いくら量産しても施策効果はほとんどなくなっています。

それどころか逆にGoogleからの評価を下げ、検索順位を下げ、PV(ページビュー)を下げる要因になっているともいわれています。

つまりGoogleの評価基準が、これまでを対象キーワードで引っ掛ける”テキスト盛り込み施策時代”とすると、これからはユーザーの顧客満足度をどれだけ満たす情報であるかが評価基準となる”情報価値競合SEO時代”に突入していることがわかります。

また、前時代のSEO対策の施策をそのまま放置しておくと、現在のGoogleからの評価を維持をできるだけでなく、逆に評価を下げ続ける可能性さえあるとされます。ですので、低品質なページは早期にnoindexで戦力外通告することで、Googleからの評価を最適化できます

noindexを最適化することで、以下のようなメリットがあることが予想されます。

1  Googleからのウェブサイト全体の評価が上がる
2 検索順位がサイト全体で相対的に上がる
3 PVやUU(ユニークユーザー)などのアクセス流入が上がる
4 高品質のコンテンツが多いので、平均滞在時間が上がる

それではnoindexを最適化することでGoogleからの評価をアップする方法、そしてnoindexを使う際の注意点について順を追って解説していきます。

1 そもそもnoindexとは何なのか?

noindexはウェブページで使用されるMETAタグ情報内の属性値です。

まずMETAタグとはウェブページ、一般的には拡張子がhtml(WordPress等のCMSには拡張子は付属しません)のページに記述される情報で、ブラウザなどには表示されません。

通常headタグ内に記述されて、ページに含まれる主要キーワードや詳細情報の要約、文字コードやスクリプト言語の宣言など様々な用途の記述があり、主にサーバーやブラウザ、検索エンジンなどのプログラムを対象に情報を効率的に伝達するための記述です。

検索エンジン用のMETAタグは、name属性とcontent属性を記述して、それぞれ対象の検索ロボット、指示を属性値に記述します。

[記述例]
<meta name=”robots” content=”noindex”>

上記では検索ロボット(クローラ―、ボット、スパイダーなどとも呼ばれる)に対して、記述したページのみインデックスしないでよいと指示する記述です。

人間の言葉で言うと
『このページは検索結果に表示されたくないので、勝手にページ登録しないで下さい。』
となります。

検索ロボットはインターネット上に公開されたあらゆるウェブページを自動巡回して、検索エンジン毎のデータベースに登録していき、検索結果に表示させるページ収集を不定期に実行しています。ウェブサイト所有者の承諾等は一切確認しません。

GoogleであればGoogleクローラ、BingであればBingのクローラと、それぞれの検索サービスごとに検索ロボットが巡回しています。YahooはGoogleの検索システムとデータベースを使用しているので、同一の検索ロボットになっています。

検索ロボットが収集した情報は「インデクサ(indexer)」といわれるプログラムによって検索エンジンのデータベースに最適化して登録されて、各検索エンジンの検索結果に表示されるようになっています。

noindexは検索ロボットに収集されることを拒否する宣言といったところです。

また、特定の検索ロボットのみ登録を実行できないようにする場合は、以下のように記述します。下の例ではGoogleクローラのみ実行をさせないように宣言しています。

[Googleクローラだけ登録させない宣言]
<meta name=”googlebot” content=”noindex”>

ただし、”noindex”は検索ロボットによって正常に認識されない場合もあるので、Googleのような主要な検索エンジンに対して有効であるぐらいに考えておいた方がよいかもしれません。

2 ケーススタディと上手な活用方法

noindexは、検索エンジンには登録させたくないページを指定する場合に使用されてきました。
例えば、インターネット上には公開するが事情により検索結果には表示させたくないページなどになります。

近年では、Googleのアルゴリズムに対してはSEO対策を目的として意図的に使用し、効果を得られるという事例がネット上でいくつか報告されています。

以下のような場合は、noindexを利用する価値があるかもしれません。

・ウェブサイトの記事を定期的に増やしているがアクセス数の増加が見られない
・長年サイト運営しているが目的とするキーワードで検索順位が一向に上がらない
・アナリティク解析データの滞在時間やページビュー、直帰率などの数値が軒並み良くない
・Seach Consoleの分析データを見ると、インプレッションからCTR(クリックスルー率/クリック率/クリックレート)や平均掲載順位が軒並み下降気味である

※まだGoogleアナリティクスやSeach Consoleを設定していない方は、『アナリティクス 設置』『サーチコンソール 設置』などでGoogle検索してみると詳しい設置方法やメリットを紹介しているページが見つかります。

上述のようなウェブサイトのアクセスや検索順位が停滞、もしくは下降気味の場合は、解析ツール等を利用して自身のウェブサイト内の低品質のコンテンツを探して、noindexを記述したMETAタグを設置して、良くない影響を与えていると思われるページを間引いていきましょう。

注意点としては、いきなり多数のページをインデックスさせない設定にするのは逆効果になる場合もあるので、いくつか期間と段階を経て、ケーススタディを通してnoindexページを増やしていくのがよいでしょう。

Googleの検索結果から表示されないようにするには、Googleのクローラ巡回後にインデックスされてからとなります。数日から数週間程かかる場合もあるので、こまめに確認しながらインデックス状況とアクセス数などの増減を比較していきましょう。

期間ごとの平均アクセス数や検索順位は、SeachConsoleで期間を指定して比較できますので、数値に影響がでてきたら上手く低品質ページを省いたことで、Googleの評価が上昇してきているといえるでしょう。

一見SEO効果を下げるのではないかと思われがちですが、これがnoindexの上手な活用方法なのです。

3 使用上の注意と確認事項

ここでは、noindexを利用する上で気を付けたいことと、コンテンツとして低品質なページをGoogleに登録させないことで数値的な上昇が見られたときに注意する点について説明していきます。

3−1 コンバージョンにもつながる重要なページはnoindexをしないようにする

ほとんどクリックされず、インプレッションもないページは低品質ページと判断しやすいのですが、ごく稀にコンバージョン率が非常に高い、有効性の高いページである場合があります。
特徴としてアクセス数は極端に少ないが、検索順位が1位のページなどです。

例えアクセス数などが少なくても、ニッチな検索では独占している場合など、興味関心検索のマッチングがかなり高い場合がありますので、こういったページをインデックスさせないのは、購入や申し込みなどのコンバージョンへの損失となるので注意が必要です。Googleからの評価は低くても、売上に直結しているページであることがありますので、非登録としないように注意します。

3−2 一括変換ツールやCMSでの操作は注意

最近はWordPressなどのCMSでウェブサイト運営される方が、企業と個人を問わずかなり多くなってきています。
プラグインなどの便利なツールでMETAタグなどを一括して管理できたりしますので、設定を間違えるとウェブサイト全体を非登録としてしまうこともあるかもしれません。
HTML編集ソフトでの置換機能でも、設定をひとつ間違えると意図しないページまで登録させたくないページとして記述してしまう場合もあるので注意が必要です。

3−3 短い期間で登録や非登録を繰り返すのは避ける

Googleについて確証をもって言えることは少ないのですが、多少最適化の効果がでたからといってインデックスへの登録、非登録を短期間に何度も変更するのはやめましょう。
TITLEタグなどでは実際にありましたが、変更を短いスパンで繰り返すと順位の下降や圏外へ飛ばされるなどのリスクが予想されます。
Googleは人為的なSEO対策とみられるページの挙動にかなり敏感です。

3−4 あまり神経質になりすぎず極端な手法は避ける

これはnoindex設定だけに限ったことではないのですが、自身で施策などを実施する人にありがちな傾向で、ネットや書籍で紹介された方法をそのまま鵜呑みして、敏感かつあからさまに実行してしまうことです。

低品質なページが良くないとなると、一気に大量ページを非登録しようとしてみたり、分析データを検討違いの方法で細部の解析データにこだわり続けると、Googleの評価が下がってしまったり、膨大な時間を費やして、本来の目的から逸脱してしまう場合があります。

今効果の高い施策は、1年後まったく効果がなくなっていることも少なくありません。
大切なのは、アルゴリズムの変動に影響を受けにくいコンテンツ作成、SEO施策を継続していくことです。

3−5 トレンドコンテンツによるアクセス上昇による勘違いには気をつける

一時的な時勢やテレビなどで特集された影響で、特定のキーワードによるアクセスが上昇していく場合があります。
急激なアクセス上昇であれば判断しやすいのですが、じわじわ上昇していくアクセスだと、最適化の効果が出たと勘違いしやすいので注意が必要です。
このような数値的な上昇は、実際には効果が出ているわけではないのでSearch Consoleでのページ毎の確認を習慣にしておきましょう。

4 まとめ

現在Googleは利用者にとって有用性の高いページに対して高い評価を与える傾向にあります。

もしサイトやページが、価値のない、誤りの、いい加減で、内容の薄い、虚偽の、文法のおかしい、など欠点が多い場合、評価を下げているとされています。

noindexは、そうした低品質のページの戦力外通告を実施するGoogleに対する宣言です。

Googleの利用者にとってメリットのあるページであると判断されれば、日に日に評価は高まり、アクセス数や検索順位を相対的に上げてく手法として有効であるということなので、積極的に自身のウェブサイト全体の最適化を実践していくことをお薦めします。

最後に、noindexは記事を削除するとか抹消するということではありません。あくまで検索結果上で表示させないようにするだけです。ページ自体を消滅させることではないので、折角作成したコンテンツはそのままウェブサイト内に残りますので安心してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る