これからSEO対策を始めるなら最低限知っておきたい基本知識

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自社サイトをSEO対策で検索順位を上げたい、SEO業者にリンクによるSEO対策を提案されているが本当に良いのだろうか。
こうした悩みを抱えている企業はとても多く、中小企業の経営者の方や担当者が実にSEOについての知識がないか驚かされることがあります。

企業がサイトを通じてビジネスを成長させるためにSEO対策は必要不可欠です。
SEO対策について様々な情報がネット上にあふれていますが、初心者には難しい内容も多く結局何をすれば良いのか頭を抱えている方の多いのが現実です。

ここでは、自社サイトを運営している方やSEO対策を任されたけれど一体何をやればいいのか分からない担当者向けに最低限知っておきたいSEOの「超」基本をまとめております。
初心者が全体像を把握できる内容になっていますので、実践については別記事を参考にしていただくようお願いします。

1 SEO対策とは

SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」を意味する言葉で、SEO対策とは検索結果でより多く露出されるため、つまりあなたのサイトを上位表示されるために行う最適化の施策のことです。

適切なSEO対策を行うことで検索順位が高まり、それに伴いサイトへ多くの流入が見込まれます。
以下は弊社クライアントの事例で、SEO対策により多くのキーワードで検索順位が上昇し、アクセスが順調に増加しています。
※検索からの流入のみを表示しています

このように、SEO対策をすることであなたのサイトへ流入は確実に増やすことができますが、そのためには「正しい」SEO対策を行うことが必要となります。

以下では、これまで行われたSEO対策、そしてこれから行うべきSEO対策を説明していきますので、参考にしてください。

2 これまでのSEO対策

これまで(2011年ぐらいまで)行われていた主なSEO対策は、「被リンク」と呼ばれるもので、運営しているサイトがいかに多くのリンクをもらうかが重要となっていました。

そのため、当時はSEO業者にSEO対策を依頼した場合、リンクを貼って検索順位を上げるという手法が行われてり(今でもSEO対策=リンクを貼るという手法で営業をしている業者は多くあります)、確かに効果はありました。

しかし、現在ではそのような業者にお金を支払い購入したリンク(ペイドリンク・有料リンク)はGoogleよりペナルティの対象となってしまいます(結果的に検索順位が大きく下がってしまい、サイトへの流入が減ってしまうというリスクがあります)。
また、中身のない質の低いサイトを量産し、それらのサイトからリンクを貼るという手法も行われていましたが、これもペナルティのリスクがあります。

3−3 外部対策についてでも触れてますが、現在も被リンクはSEO対策としては非常に効果的です。
ここでお伝えしたいことは、業者からリンクを購入したり、質の低いサイトからリンクを貼ったりするようなテクニックだけで検索順位を上げることは今や効果はほとんどなく(あっても即時的で継続的でない)、逆にリスクを負う可能性が高まるばかりなのです。

もしあなたがこのような方法でSEO対策をしようと考えているのであれば、将来的なリスクを考慮し、ビジネスを行う上で本当に正しい選択なのかどうかよく考えてみてください。

3 これからやるべきSEO対策

最近、「SEO終焉」や「SEO対策は意味がない」といったことを聞くようになりましたが、これは大きな間違いであり、検索順位の上位表示のためにはSEO対策は必須です。
ただし、先述したとおりテクニック的なSEO対策はもはや通じなくなっているため、「正しいSEO対策をしなければ無意味」なのです。

ここでは、あなたがこれから行うべきSEO対策について紹介します。

現在有効なSEO対策は

・質の高いコンテンツの作成
・内部対策
・外部対策

の3つです。

いずれも手間のかかるものですが、SEO対策はテクニックだけで簡単に上手くいくものではありません。
地道な作業こそが効果的なのであり、継続的な対策を行うことであなたのサイトへ着実に流入を増やすことができるのです。

3−1 質の高いコンテンツの作成

これからSEO対策に取り組む企業が必ず行うべきことは「質の高いコンテンツ」を作成し発信することです。
質の高いコンテンツというのは、つまりあなたのサイトに訪れた検索ユーザーにとって有益な情報を発信するということです。

Googleは理念のひとつとして以下の内容を掲げています運営されています

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

Googleが掲げる10の事実より

つまり、ユーザー目線でコンテンツを発信していけば結果は自然とついてくる、つまりテクニックに頼らなくても効果的なSEO対策となるということなのです。
そしてGoogleもこのようなサイトを評価するようアルゴリズムがアップデートを繰り返し行われており、質の高いコンテンツを発信することの重要性が増しています。

こうしたユーザーにとって有益なコンテンツを発信することでサイトの価値を上げていくSEO対策はコンテンツマーケティングと言われています。
こちらについてはコンテンツマーケティングとは?今さら聞けない基本知識まとめで詳細に触れておりますので興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

3−2 内部対策について

企業が行うべきことは価値のあるコンテンツを発信することであり最重要であるとお伝えしました。

しかし、コンテンツを作成すること以外に重要なこととして「内部対策」があります。
内部対策とは一言で表すと「サイトをGoogleにクロールされやすい構造にすること」です。つまり、ユーザーにとって分かりやすいにし、Googleにも評価される構造にすることが重要となります。

もし、あなたのサイトが有益なコンテンツを発信し続けているにも関わらず検索順位が上がらないのであれば、この内部対策が十分でない可能性があります。

Googleが検索順位を決める仕組みについて内部対策を知る上でGoogleがどのように検索順位を決定しているかを知らなければなりません。

あなたがサイト上にコンテンツを公開するとWeb上でサイトの情報を収集するとクローラーというGoogleのロボットが巡回します。
次に、クローラーが巡回し収集した情報はGoogleのデータベース上に登録されますが、これをインデックスといいます。

そして、そのインデックスされた情報を元にGoogleの200以上ものルールに則り検索順位を決めるのです。

こうした流れでGoogleは検索順位を決定するため、以下の2つの軸で内部対策を行う必要があります。

・巡回するサイトがGoogleにとって構造的に分かりやすくする
・クローラーの巡回頻度を上げる

内部対策を行うためにはこれら両方の軸で考えなければならず、どちらかが欠けていてもいけません。
もしあなたのサイトにクローラーが十分に巡回しているのも関わらず検索順位が上がらないのであれば、構造を見直す必要があり、逆もまた然りです。

これらの施策についてはSEOの内部対策として行うべき◯つのことで具体的に紹介していますので、

3−3 外部対策について

外部対策はイコール被リンクと考えていただいて問題ありません。
しかし、2 これまでのSEO対策でもお伝えしたように、業者から購入したものや自作自演のリンクはペナルティの対象となってしまいます。

ここでいうリンクは、SNSや検索によりあなたのサイトに共感してくれた人が共有してくれたりブックマークをしてくれる、いわゆる自然なリンク(ナチュラルリンク)を指します。

あなたが有益なコンテンツを発信することでこうしたナチュラルリンクが期待しています。

 

3−4 コンテンツの発信が最重要

ここまで紹介してきたもので最重要なのは、やはり質の高いコンテンツを発信することです。
もちろん、内部対策や外部対策は重要でありSEO対策として効果的ですが、実際に弊社のクライアント様で一切の外部対策を行っていないサイトであっても、1年ほどじっくりと取り組むことで数十万PVを達成しています。

これからSEO対策を始める方は、まずはコンテンツを発信していくことをおすすめします。

4 SEOに向いているビジネス、向いていないビジネス

ここまではSEO対策の基本についてお伝えしました。
しかし、SEOはどのようなビジネスにも向いているとは限りません。これを知らずにむやみにSEO対策をしても無駄な労力に終わってしまいます。

SEO対策を行うべきかどうかは以下の2点の軸で考えていただくとよいでしょう。

・商圏の広さ
・検討期間の長さ

SEO対策を行う前に、あなたが扱っている商品やサービスの商圏範囲がどれくらいで、検討時間をどれくらい要するのかを一度整理してみましょう。

SEOに向いていない例

基本的には商圏範囲が狭く検討期間が短いものはSEOに向いていません。

例えば、町の商店街にあるような文房具屋を考えてみましょう。

文房具は私たちが普段使うようなボールペンやノートを扱っていますね。こうしたものを買うのにどれくらい意思決定に時間を要するでしょうか?
ほとんどの方は今必要だから店に行き、すぐに購入するでしょう。

また、文房具を購入するのにわざわざ遠方に行くことは少ないでしょう。
通常は勤務地や住んでいる場所の近くの文房具屋に行き購入するかと思います。

他にも、食品やティッシュなどの日用品も文房具と同様、近くの安い店に行って買うというのが一般的であり、インターネットで検索して調べませんよね。
安い商品は事前に情報収集をせず、身近な店舗やamazonなどのネット通販で済ますことが多いため検討期間を要さないという特徴があります。

このように、商圏範囲が狭く、なおかつ購入するのに検討期間を要さないものはSEOに向いていません。

SEOに向いている例

先ほど挙げた、商圏範囲が狭く検討期間が短いもの「以外」はSEO対策を行うとよいでしょう。

例えば、ノートパソコンを販売している店舗を例に考えてみましょう。
最近では5万円以下の格安のものも出てきましたが、多くの方は事前にどのパソコンがいいのかを入念に調べるでしょう。
このぐらいのスペックだといくらぐらいするのか、どのメーカーがいいのか、口コミはどうか、など様々な情報を調べるかと思います。

購入して損をしたくないという気持ちが大きいノートパソコンは検討期間が長く、検索による情報収集を行うためSEOに向いています。
他にも、車やコピー機、家具などもノートパソコンと同様、購入までに検討の時間をかけるためSEOに向いているでしょう。

また、SEOに向いているのは商品だけではありません。
例えば、二重まぶたの手術や脂肪吸引などの美容外科を行う医院などの医療系や税理士・司法書士などサービスを提供するビジネスもSEO対策を行うべきです。

美容外科などの医療系に関してはリスクや効果について気になる方が多いでしょうし、税理士であれば依頼費用や得意とする分野などを知りたいはずです。

こうしたサービスを提供するビジネスは事前に知っておきたい情報が多く、費用も決して安くはないため検討期間が長くなる傾向にあります。(SEO対策のサービスも同様ですね)

あなたが扱っている商品やサービスやどのようなものでしょうか。
もし商圏範囲が狭く検討期間が短いものでなければ、質の高いコンテンツを発信しSEO対策を行うこと思う存分集客をすることができるのです。

5 まとめ

テクニックに頼ったSEO対策の効果がなくなってきており、地道に正しいSEO対策を行う企業だけがサイトでの集客に成功しています。

こうした企業は集客が上手くいっているだけでなく、ユーザーから信頼されるようになっています。
あなたがビジネスを行う上で信頼は必須となるでしょう。

もしSEO業者にキーワードの検索順位を上げる依頼をする予定であれば、もう一度この記事を見返していただき、あなたが行うべきSEO対策は何かを考えてみてください。

ここでご紹介した内容はSEO対策の基本的な内容に過ぎません。
実践していくには、
コンテンツマーケティングとは?今さら聞けない基本知識まとめ
SEO対策で必ず知っておきたい内部対策の考え方
SEOの対策で被リンクを集める方法と注意点
を参考にしていただくことをおすすめします。

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