失敗しないSEO会社の上手な選び方

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自社の商品やサービスのウェブサイトをGoogle検索で上位に表示させるためのノウハウや知識がない場合、外部の専門業者(SEO会社)に依頼することは賢い選択のひとつといえます。

会社や個人で労力を費やしてはじめから取り組むことになるとかなりの時間や費用を費やす必要があるため、自社内で専任者を育成しようとするよりも、遥かに低リスクで行うことができます。また、効果が見合わない場合は見直しや中止もしやすいメリットがあります。

ところがSEO会社は様々な業態を持った企業が存在し、費用や対策もそれぞれ違うため選ぶときに迷う事が多いでしょう。ましてや、同じ商品やサービスであれば、品質や価格、納期などの早さなど具体的な比較基準をもとに選択できますが、SEOにおいてはなかなか選定基準が明確にできない要素が多いため、どのようなSEO会社が良いのか判断がつきにくいのではないでしょうか。

そのような選択時の疑問を踏まえて、SEO会社の上手な選び方と依頼時に気を付けること、結果がでない時の対応方法、逆にどのようなSEO会社は注意すべきなのかを交えて理想的なSEO対策の企業の選び方を考えてみましょう。

1 SEO会社の選び方のポイント

SEO会社と一言で言っても専門でSEOだけで事業展開している企業はほとんどありません。Webに関連するなんらかの事業をいくつか提供している企業がほとんどです。また、SEOを得意分野にしている会社もありますが、そのような会社に依頼したからといって、必ず目的の成果や結果を得られる保証はありません。

できれば、すぐにGoogle検索順位の上位に表示させて、費用も手頃で、いつでも営業担当がサポートしてくれるような理想的なSEO会社があればすぐにでも依頼したいものですが、なかなかそのような都合のよい会社を見つけるは難しいのが現実です。
サービス提供の費用形態もいくつか種類があったりする事も、判別しにくい点になっています。

1−1 SEO会社に依頼する前に考えること

まず考えなければならないことは、「なぜSEO会社に依頼するのか」ということです。

Googleからの自社商品やサービスサイトへの流入は効果的な広告手法であることは多くの企業が知っており、競合の高いキーワードは売り上げアップや市場の占有率を高める効果的な広告戦略として認知されています。
そのような理由だけでSEO会社へ何も考慮せずに依頼をしてしまうと、本末転倒という結果を招きかねません。

売り上げを上げたい、競合他社よりもネットでの露出度を増やしたい、としたときにGoogle検索で上位に表示することだけでは、ほとんど成果や結果にはつながりません。
例えば、「SEO会社」というというキーワードで上位表示させたい場合、「SEO会社」の企業の概要だけが表示された場合、ほとんどの閲覧者はそのウェブサイトからすぐに離脱することになるでしょう。

検索上位に表示され、潜在顧客にクリックされ、興味や要望にマッチした商品やサービスが最適化された状態で取得できる一連の導線を作りだして初めて、Google検索で上位に表示させる価値を有効活用できるのです。

そうした一連の流れを理解した上で、効果的に検索エンジンの最適化を行う目的がしっかりと準備ができて初めて専門的なSEO会社に依頼する理由が明確になるのです。

1−2 契約の方法と費用について

業者にSEO対策を行う場合、契約の方法によって費用が主に以下の3つに別れます。

1)成果報酬型
2)月額固定費用
3)売り切り型

成果報酬型とは、例えば「10位以内に表示されたら報酬を支払う」というものであったり、検索順位毎に細かく費用が発生する課金形式だったりとSEO会社によってカウント方法はまちまちです。

日割り型だと1日単位で順位に応じて費用が発生するタイプもありますが、やや計算が複雑なったり、膨大な費用(1日あたり順位に応じて数千~数万円)がかかる場合があるので、月単位の成果報酬の方がわかりやすく月額費用も決まっているケースが多いので、月額型の成果報酬の方がよいといえるでしょう。

月額固定費用タイプは、検索順位にかかわらず毎月固定の費用が発生します。
例えば毎月2万円で毎月SEOを対策していくというコンサルティングサービスに近い提供形態です。上位表示されても、されなくても費用は同じなのですが、成果が出ない場合は契約し続けるかぎり費用が発生するので、成果報酬に比べると魅力は少ないかもしれませんが、月額費用が比較的安いことが特徴です。

一番価格幅が広く、リスクが高いのが売り切り型のSEOサービスです。1度の支払いだけでSEOの対策を販売するもので、Googleではペナルティの対象とされていますがリンクの販売や設置のみから、内部対策や外部対策をすべてセットにしたパッケージ型まで、多種多用です。
価格は1万円前後から数十万円以上するものまで、内容によって価格差が大きく、実際の対策前に費用を支払や分割の支払い契約を行うケースが多いので、効果がない場合のトラブルも起こりやすく、訴訟などが起こった事例もあります。

その他、上記のいずれかを複合したサービスなどもあり、初期費用と成果報酬を組み合わせたもの、月額固定費用に成果報酬を組み合わせたものなどがありますので、予算感などに応じてサービス選択を考えておく必要があります。

1−3 よいSEO会社を選ぶときの検討すべきポイント

いろいろな料金やサービス提供のSEO会社があることは前項目で説明した通りですが、ではよいSEO会社とはどういった会社になるのか考えています。

基本的な検討点

ここではSEO会社というよりも企業間のやりとりとして信頼できるかどうかのチェックポイントになります。
ここで上げている項目を満たさない会社は後々トラブルとある可能性がありますので注意が必要です。

1) わかりやすい説明をしてくれる
これはSEO会社だけに限定されるものではありませんが、基本的な判断基準としては、質問や問い合わせに対して専門知識がなくてもわかりやすい説明をしてくれる企業は顧客のことを念頭に置いているということがわかります。

2) レスポンスが早い
また、簡単な質問や問い合わせに対しても1~2営業日以内で返答してくれる企業であれば、契約後もスムーズにやり取りできる可能性は高いでしょう。

3) 費用体系が明確
費用や価格については、ウェブサイトなどに明示していない場合もありますが、資料請求時などに費用を明記している情報を提示してくれる会社であれば、概ね良いSEO会社といえます。

よいSEO会社の基本的な判断基準は、国内の一般的なWebサービスの基準と比較してもそれほど違いがなければ、おおよそ安心して依頼できるといえるでしょう。

SEOサービスにおける検討点

実際にサービスを検討する際に参考にすべきポイントを紹介します。
自社におけるSEO対策を成功に導くためには、ここで上げているポイントを満たしていることが望ましいでしょう。

1) 専門用語を多用しない説明
SEOの分野では次々と専門用語が出てくるというため、そういったキーワードを並べられても一般の依頼者にはほとんど理解がしにくいものです。
ですので、サービス説明を一般の人にもできるだけ平易な表現でわかりやすく説明をしてくれる会社を選ぶ方が良いでしょう。

2) SEO実績
これまでのSEOの実績はSEO会社を選ぶ上で重要視すべき点でもあります。
目的とするキーワードに対して豊富な実績があるSEO会社が依頼者側にとっても良いといえます。
ただ、あくまでも過去の実績は過去のアルゴリズム(Googleの検索順位を表示する仕組み)に対するものなので、実績だけで判断するのではなく、SEO会社を選ぶ際の重要な目安のひとつとして考えるべきでしょう。

3) 柔軟性のある対応
例えば、現在運営しているウェブサイトが画像中心で作成されており、SEO上効果が見込みにくい場合リニューアルなどを提案されることもあります。

とはいえ、ヴィジュアルを大事にしたいとか、リニューアルの予算や期間が難しい場合などに理由によりSEO会社の提案を反映できない場合があります。
目的としては現在のウェブサイトで検索上位を目指したいわけですから、そのような事情を配慮し、できるかぎり最善の対応を柔軟にしてくれる会社を選ぶのが良いでしょう。

4) 多視点での提案
ほとんどのSEO業者は単にキーワードを上位表示する提案ばかり行います。
しかし、企業にとって重要なのは最終的な売り上げにつながることは言うまでもありません。
そのため、検索順位だけではなく、コンバージョン獲得を念頭に置きながら営業的な視点や経営的な視点をもってアドバイスをくれるSEO会社が理想的といえます。

結論として、良いSEO会社というのは、現在の悩みや要望をできるだけ親切かつ丁寧に、改善したり向上させたりしてくれる企業になりますので、現在希望することをできるだけ対応してくれて実現してくれる可能性の高い企業が、依頼者にとっての一番良いSEO会社となります。

1−4 契約時の注意点

SEO会社を選ぶ際に、注意しなければいけないのが契約内容になります。営業担当者と口約束で契約を進めるのは後々トラブルを発生させやすいので、できるだけ文面でやり取りを行い、不明点があれば事前に書面などでやり取りをしましょう。

主に注意したい点としては以下の内容になります。

1) 契約期間およびキャンセル料
SEO対策を継続したくない場合でも契約期間が残っている場合、キャンセル料などが発生したり契約停止ができない場合があるので、事前にきちんと確認しておく必要があります。

2) 費用
契約の内容が複雑になればなるほど費用発生の条件が複雑だったり高額になったりするケースもあります。
課金される金額の最大値や条件などは事前にしっかり確認しておきましょう。

3)検索順位保証の根拠
検索エンジンの性質上、検索順位を保証できる会社はありません。もし順位保証して契約を勧めてくる場合は、具体的な検索順位の保証根拠を確認しましょう。

1−5 望むような結果が出ない場合

キーワードにもよりますが、SEO会社に依頼したからといって、すぐに検索順位が上がるわけではありません。
人工的なSEO対策を行うなどリスクのある対策をしない限り、数ヶ月から1年ほどかかることが普通です。

上位表示させたいキーワードについて競合が多い場合、どうしても時間がかかってしまいます。
中には短期間で偶発的に上位表示させることができるキーワードやウェブサイトもありますが、一般的には上位表示させたいキーワードの競合度が高ければ高いほど、多くの時間と費用がかかります。

ですので、SEO会社に依頼して短期間で効果が出なかったとしても、よほど成果が出ない場合や費用がかさむなどの特段の理由がない限り、すぐにSEO会社を変えたりしない事が良いです。なぜなら、それまでのSEOの成果や外部対策がリセットされてしまうリスクがあるからです。

2 注意すべきSEO会社について

商品やサービスの購入や利用を考えた場合、たいていの人はより品質がよく、適正な価格で期待した効果や満足が得られる物を選ぶのは当然のことです。
SEO対策に関して言えば、「検索順位を上位にすること」と「売り上げを上げたいこと」、この2点に集約されるかと思います。

ところが、世間では顧客に対する宣伝広告や営業説明と実際の商品やサービスの内容が異なっていたり、契約書をもとに約束の不履行などを平然と行ったりすることがあり、SEOもサービスの性質上、このような問題が起こりやすく、顧客が希望する効果や満足が得られないどころか、かなりの不利益を被るケースも少なくありません。

そこで、ここではどのようなSEO会社に注意すべきかをまとめて紹介しますので参考にしてみてください。

2−1 順位保証をする

Googleのランキングのアルゴリズムはブラックボックスになっているため、本当であれば「検索順位保証」するSEO会社は存在しないはずです。

そもそも検索エンジンが操作されてしまうことは最大の損失と判断したことから、Googleは検索順位を上げるための無益な外部リンクを排除するため、また無意味なコンテンツや低品質な記事の評価を下げるためアルゴリズムの変更を何度も実施しています。
特定の企業などに検索順位を操作できてしまうことが、Googleが一番嫌うことです。

そのため、検索順位を保証すると営業活動しているSEO会社というのは、一見、成果報酬型に似ているように見えますが、実際は「上位になるかどうかはわからない」ことを伏せたままに契約を促してきているということですので、注意した方が無難です。
(もし依頼を検討するようでしたら、なぜ保証できるのか、想定通りの順位にならなかった場合どうするのかを確認しましょう)

2−2 日割りの成果報酬を請求してくる

成果報酬型のSEO対策を提案する会社の中には日割りで計算して請求してくるところもあります。
1日ごとに成果報酬なら良心的と思われるかもしれませんが、1位から20位で料金が違ったり、1日あたりの費用が高額であったりと、結果として管理や経費対効果の面で高額になる場合が多いという現状があります。

例えばあるキーワードで1位となった場合の見積りで、1日あたり2万円程度、1ヵ月で60万円以上の成果報酬が発生するケースもあります。

もちろん、費用に対する成果があがるのであれば問題ないでしょうが、月額型の成果報酬と比べても高額になりやすいので注意が必要です。

 

3 まとめ

数多くあるSEO会社から自社に合う業者を見つけるのはとても難しいことです。
しかし、最も重要なことは「その会社を信頼できるかどうか」です。

基本的な商取引を通して不信感を依頼者に持たせたり、過去の実績ばかり強調して費用やSEOに対して納得できる説明や提案ができないSEO会社は注意が必要です。

SEO対策を行うとなると、結果だけでなく、親切に対応してくれるか、納得のいく説明をしてくれるかといった相性の部分がとても重要になってきますので、もし少しでも違うなと感じたら他の業者を当たってみるほうがよいでしょう。

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